ファシリテーションの役割と必要な心得
近年では、全員が同じ場所に集まらなくても会議を開催できるWEB会議システムを導入する企業が増えてきました。リアルやネットに限らず、会議は会社にとって重要な意思決定をする場であり、その時間を有意義なものにするためには、進行役である「ファシリテーター」の存在が欠かせません。こちらでは、ファシリテーターの役割について紹介します。
ファシリテーターとは
会議では多くの人が集まり、様々な意見を述べます。ファシリテーターとは中立な立場に立ち、参加者から意見を引き出し、ポイントをまとめて構造化し、実行計画を作るプロセスを手助けする役割を担っています。
ファシリテーターに必要な心得
ファシリテーターになったときには、以下の点に注意する必要があります。
1)中立の立場を守る
意見のやりとりを聞いているうちに、どちらかの意見に賛同してしまい、無意識にそちらのほうを贔屓(えこひいき)してしまうことがあります。参加者の信頼感を得るために、ファシリテーターとしての役割を常に意識し、会議の方向性がずれないように中立の立場を守る必要があります。
2)場を仕切らない
よい会議にするには、参加者全員が積極的に意見交換をする必要があります。ファシリテーターは、リーダーでも参加者でもありません。多様な意見を引き出し、話をまとめ、会議を盛り上げていくために、ファシリテーターは、会議の雰囲気や参加者の様子などを確認しながら、場に応じて適切な対応をしていく必要があります。
3)実行プラン作成を支援する
ディスカッションのためのディスカッションでは意味がありません。ファシリテーターは図解スキルやフレームワークを使って、議論の論点を構造化し、参加者のコンセンサス(同意)をベースに、実行プランへとアイデアを具体化させていく重要な役割も持っています。
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SNSやビデオ会議システムでもディスカッションは可能ですが、入り組んだテーマに使用するには難しい側面がありまます。「フローパッド」には、ツリービューによる情報の視覚化やお知らせ機能など様々な専用機能があり、そのような課題を効果的に解決しています。
事例は「ルーム設置例ページ」に記載していますので、ぜひごご覧ください。